上田大愚先生のおとなの書道講座ご案内  22.6.18 

雲城山正教寺 お知らせ 2022/06/18

ご好評いただいている上田大愚先生のおとなの書道講座

今月も開催されます。コロナ対策もしっかりしてお待ちしています。

お気軽にご参加ください。

 

今月は6月18日(土曜日)です。今月も無事開催致しますので、

皆様どうぞお気を付けておこしください。

テーマは「はがきに書くお礼状」

どうぞお楽しみに♪

次回の予定は7月16日(土)の予定です。

令和4年 おとんなの書道講座4月~年間予定

 

 

 

「ムジナ探偵局」 2022年6月4日 

今日のまゆーら 2022/06/07



冬野のあたりでは、田植えの真っ盛り。

土曜日とあって、競うようにあちこちの水田で田植え機が活躍中だ。

水の満ちた田んぼが、みるみる早苗の緑に変わっていく様子は、美しい。

 

今日のお客の栄田さんは、自転車で来る途中、そんな風景を堪能されたとか。

この季節って、ほんとに日本の原風景みたいな景色が見られてうれしくなる。

文庫の周りが水田だらけ、ってことかなあ。

 

子どものお客がいない文庫に来てくださった栄田さんは、

花祭りの日に息子さんと一緒に来てくれた方。

その時に息子さんが借りた本を返しに来てくださったのだ。

 

そういえば、本好きさんらしく、文庫に入るなり、パッと本を抜き出していた。

『ムジナ探偵局』のシリーズがあったのを目ざとく見つけて、

まだ読んでいない3冊を借りてくれたのだ。

ムジナ探偵局

 

 

 

 

 

 

 

 

富安陽子作、おかべりか絵の『ムジナ探偵局』シリーズは、私も大好き。

もともと富安陽子さんのお話にハマっているし、おかべさんのイラストも好きだ。

文庫にあるのは4巻までだけど、続きも図書館で読んでみたくなった。

 

おはなしの会・語りの森の大先輩でもある栄田さんと、

誰もいない文庫で、昔話やその世界について、話が弾む。

貴重な時間を過ごさせてもらった。

 

後で顔を出してくれた和子さんに、『話ずきな殿さま』のお話を一つ

聞いてもらって、後はうちの糠漬けの愚痴をしゃべってるうちに、時間になった。

 

また田んぼを見ながら帰ろう。

 

次の文庫の日は、6月18日です。

(芝 直子)

「とうふさんがね・・」 2022年5月21日

今日のまゆーら 2022/06/04



今日はにぎやかな文庫の日。

久しぶりに始まったお習字の方でにぎやかな所へ、珍しいお客様が来てくれた。

それに、ママとおばあちゅんがお習字なので、あお君がひょっこりと。

 

あお君に会うのは5か月ぶりかしらん。

4歳になったとのことで、おしゃべりも達者になって見違えた。

芝さんのことは忘れてないそうで、一安心だ。

 

もっと久しぶりなのは、3年ぶりに顔を出してくれたゆきや君だ。

確かこの前は小学校を卒業してすぐに来てくれたから、

まだ小学生っぽかったのに、なんともう高校1年生になったのだとか。

ビックリしてしまうやん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顔だちもスッとして、イケメンのお兄さんになっていた。

ゆきや君ママのみいちゃんも一緒に来てくれたので、昔話に花が咲く。

相変わらずの息子命のままで、変わらなさに大笑いしてしまったけれど、

楽しくていいなあ。

 

あお君は、知らない大きなお兄さんにびっくりしたのか、

しばらくドールハウスで遊んでいたが、人差し指と親指をくっつけて、

ちょっとだけ、のジェスチャーをして、「ママの所に行く」と出て行った。

 

ちょっとだけ、のポーズが可愛い。

でも戻ってこなかったぞ。まあ、そうだと思ったけど。

 

今日のタイトルの絵本は、ゆきや君が本棚から見つけ出して、

大好きだったと教えてくれた本。

とよたかずひこ作の『とうふさんがね・・』だ。

とうふさんがね・・

 

 

 

 

 

 

『たまごさんがね・・』とか、『なっとうさんがね・・』などと同じシリーズの絵本で、

最後が「しんぱいごむよう!!」というセリフで、解決していく。

 

小さい豆腐たちが刻んだネギを体に乗せて、まな板から滑り台みたいに

みそ汁のお鍋に飛び込んでいく。

大きすぎる豆腐の「おっちゃん」は、みそ汁の鍋に入れない。

でも心配ご無用、おっちゃんは隣で冷ややっこ。

 

その、「おっちゃんはとなりでひややっこ、が好きで、ずっと言っていた」と

ゆきや君が懐かしがってくれた。

良かった良かった。また3年後と言わず、ぜひ遊びに来てください。

 

最近文庫にお客さんが来たら、もれなく芝さんがお話を押し売りするねん、と

お話なんて聞いたことが無いというゆきや君親子に、

『やぎとライオン』と『ちいちゃいちいちゃい』を聞いてもらう。

 

そしたら、「後で芝さんに、ちいちゃいちいちゃいって何回出てきたか、

聞かれるのかと思った」とみいちゃんが言う。

途中まで数えていたそうだ。

聞きません!

 

次の文庫の日は、6月4日です。

(芝 直子)

上田大愚先生のおとなの書道講座ご案内  22.5.21 

雲城山正教寺 お知らせ 2022/05/18

ご好評いただいている上田大愚先生のおとなの書道講座

今月も開催されます。コロナ対策もしっかりしてお待ちしています。

お気軽にご参加ください。

今月は4月16日(土曜日)です。久しぶりに開催致しますので、

皆様どうぞお気を付けておこしください。

テーマは連綿「続け書き」を学ぶ

どうぞお楽しみに♪

次回の予定は5月21日(土)の予定です。

令和4年 おとんなの書道講座4月~年間予定

 

 

 

「おばけのバーバパパ」 2022年5月7日 

今日のまゆーら 2022/05/09



写真、見てください!

おばけのバーバパパと子どもたち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作ってくれたのは、思いがけなく文庫に来てくれたはるかちゃん。

今度来てくれるのは夏休みだなと思っていたら、

ゴールデンウイークで帰省中だったらしい。

 

で、何かしたいと言ってくれたので、工作材料の箱を引っ張り出して、

ビーズを探してたら風船が出てきた次第。

初めは口で吹こうとしたけれど、固いし、コロナのご時世、

マスクを外してプウプウするのもまずいし、秘密兵器のポンプでパコパコしたら、

古い風船なのに、問題なく膨らんだ。

 

それがきれいなピンク色。

私がオレンジの風船にネコを描いたものだから、

このピンクに顔を描くなら、そりゃあバーバパパでしょう、と

本棚から出した絵本を見ながら、はるかちゃんが描いてくれたのだ。

そっくり!

 

 

 

 

 

 

 

 

ついでに黄色と青の風船にも顔を描いたら、バーバの子どもたち。

生き物好きのバーバズーと、発明好きのバーバピカリの出来上がりだ。

バーバモジャなら描けなかったと思うので、黒の風船が無くて良かった。

 

せっかくなので、バーバパパファミリーの記念撮影。

はるかちゃんはその向こうで、ビーズを通してネックレスの制作中だ。

そっちもすごくかわいいのができた。

 

因みに、遅れてやってきた弟のあきら君は、

負けじとオレンジの風船を膨らませて、バーバリブを描いてくれた。

そっちの方が難しかったようだ。

 

はるかちゃんにお話を二つ聞いてもらったし、文庫を開けてて良かった。

前に『元気な仕立て屋』を語ったら、怖かったようなので、

今日は怖くないお話にしようと言ったら、「こわいのがいい」とのこと。

 

ホント? それならと、『ちいちゃいちいちゃい』をやってみた。

ちょっぴり怖くて、最後はびっくりするお話。

それと、境内でしきりにさえずる鳥に因んで、『鳥吞爺』だ。

 

さあ、文庫を開けてると、やっぱりいいことがあるわ。

また楽しいことがありますように。

 

次の文庫の日は、5月21日です。

(芝 直子)

「ヤギとライオン」 2022年4月30日

今日のまゆーら



ゴールデンウイークの真ん中という事で、静かな文庫。

ひょっとして誰かが来たら、と思うとお休みにはできない。

 

誰もいない文庫で、本を読んだり、お話の練習をしたりして過ごす。

お話と言えば、ずうっと昔、まだ県立図書館から団体貸し出しを受けていたころ、

借りていた、1冊の絵本を探している。

 

トリニダード・トバゴの民話を、内田莉莎子さんが絵本にしたもので、

『ヤギとライオン』という、楽しい絵本だ。

雨宿りをさせてくれたライオンが、実は自分を食べるつもりだと気づいたヤギは、

機転を利かせてピンチを切り抜ける。

 

むかいながまささんの大胆な絵と相まって、そんなアホな…と思いながらも

突拍子もない言葉で繰り返される歌詞が、ずっと心の中で残ってしまう。

 

文庫でも良く読んだし、人気の絵本だったと思う。

お話を語る時のテキストにしている本の中に、同じお話が載っていて、

懐かしくて、でも、私にとってはやっぱりあの絵本!

 

文庫の本ではなかったことが、残念だ。

なにしろ今買おうとしても絶版で、ネット通販ではたまげるほどの値段。

やっぱり図書館で借りて見るしかなさそうだ。

ヤギとライオン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に覚えるお話は『ヤギとライオン』にしよう。

ただし、このお話のネックは歌なのだ。

リズム音痴かと思うくらいに、歌は苦手。

なんとか歌えなければこのお話は語れないから…。

チャレンジしよう。

 

和子さんにお話をリクエストされて、『鳥呑爺』を語る。

きれいな声で鳴く小鳥をうっかり吞んでしまったおじいさんの話。

するとおなかの中で鳥が鳴くのだ。

 

境内ではひっきりなしにウグイスが鳴いている。

和子さんによると、朝の4時半頃から鳴いているとのこと。勤勉だわあ。

 

ウグイスではないが、イソヒヨドリという鳥がいて、いい声で長々と鳴く。

あれを聞くたびに、『鳥吞爺』の鳴き声、「アヤチュウチュウ コヤチュウチュウ

ニシキサラサラ ゴヨノサカズキ モッテマイロウカ ビビラビン」を

思い出すのだ。あ、アヤチュウチュウって鳴いてる…と。

 

次の文庫の日は 5月7日です。

(芝 直子)

「スイミー」 2022年4月16日 

今日のまゆーら 2022/04/18



花祭りも無事に終わり、すっかり初夏の風情…

と思っていたら、一転して今日は冬が戻ってきた。

冷たい強風にあおられて、境内のお花も寒そう。

午前中に行った四季の郷では、藤の花もちぎれそうだった。

 

和子さんが「ストーブ点けてね」と言われるが、

さすがにそこまではしなくても大丈夫。

お客様が無かったので、ガラス戸を締め切って、読みかけの本を読む。

 

それから工作材料の整理とチェック。

この前来てくれたはるかちゃんに、いきなり工作したいと言われて、

何の準備もしてなくて、気の毒なことをしたのだ。

次回までには、まじめに何か用意しておかなくては!

 

この頃私がハマっている工作は、消しゴムハンコ。

彫刻刀やカッターで、消しゴムを刻んで作るものだ。

最近作っているのは、もっぱらマスクに押すハンコ。

白いマスクに、ネコの足跡なんかをペタペタと…。

自分だけのお気に入りのマスクができる。

 

そう言えば、昔も消しゴムハンコでスイミーを作っていたのを思い出した。

レオ・レオニ作の、おなじみの絵本の主人公、スイミーだ。

小学生ならだれでも知っている、赤い魚の兄弟たちと、真っ黒なスイミー。

スイミー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん絵本の版画は消しゴムなわけはないが、

小学校の国語の教科書そっくりに、消しゴムで作ると、みんなが大喜びした。

学童保育の時、宿題の本読みカードに『聞きました』と押していたのだ。

 

調子に乗って、いっぱい作ってこどもたちに分けたんだった。

スイミーよりも、赤い兄弟の方が人気だったのはなぜだろう。

文庫の『スイミー』を見ながら、そんなことを思い出した。

 

でもはるかちゃんには、消しゴムハンコはハードルが高いかも。

危なくないものを、やっぱり考えよう。

 

お客様はなかったけれど、和子さんにおはなしを聞いてもらった。

今日のお話は、『ケヤキの大木』。

ケヤキの大木が、枝ぶりのいいケヤキと、めおとになり、

子どもの木が生まれて…という不思議な話だ。

 

次の文庫の日は、4月30日です。

(芝 直子)

上田大愚先生のおとなの書道講座ご案内  22.4.16 

雲城山正教寺 お知らせ 2022/04/14

ご好評いただいている上田大愚先生のおとなの書道講座

今月は4月16日(土曜日)です。久しぶりに開催致しますので、

皆様どうぞお気を付けておこしください。

テーマは連綿「続け書き」を学ぶ

どうぞお楽しみに♪

次回の予定は5月21日(土)の予定です。

令和4年 おとんなの書道講座4月~年間予定

 

 

 

永代経法要のご案内2022

雲城山正教寺 お知らせ 2022/04/07

4月10日日曜日 2時から
和歌山市冬野 雲城山正教寺にて
永代経法要があります。
檀家さん以外もお気軽にお参りください

読経で心身を整えて
日々の心の疲れをほぐしませんか

今年はちょうど花まつりの翌日です
子どもたちにプレゼントする
花まつりサイダーもお配りできると思います。

数に限りがありますので
なくなり次第終了します
ご了承くださいね

「おばけのバーバパパ」 2022年4月2日 

今日のまゆーら



今日は花祭り。

お釈迦様がお生まれになったお祝いの日。

 

去年はあいにくお客様がゼロで、私とお寺の方々とでお祝いをした。

でも今年は珍しいお客様たちが来てくださった。

 

先年32年の歴史に幕を閉じた、内原のかいがら文庫で、

長年文庫のお手伝いをされていた栄田さんと、その息子さん。

それに神戸から春休みで帰省中の、せっちゃんとお子さんたちだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花御堂にお花を供え、誕生仏様に甘茶をかけてお祝いをする。

甘茶をかけるのは、お釈迦様の誕生時に天から甘露の雨が降ったから、

それに因んでの事だと副住職の宏典様が教えてくれた。

 

それから特別に内陣に昇らせていただき、ご本尊の阿弥陀様を拝観。

「みんなをいつでも助けに行くぞと、前のめりに立っていらっしゃる」とのこと。

 

その後は、栄田さんと私の、昔話の語りを二つ聞いてもらった。

栄田さんは『源兵衛ときつね』、私は『元気な仕立て屋』。

でも、『元気な仕立て屋』を語っていると、はるかちゃんと弟のあきら君が、

じりじりとお母さんの膝によじ登っていく。

ちょっぴり怖かったらしい。ごめんね。

でもお母さんのお膝があるから安心だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はるかちゃんはもう小学校に入学とのこと。早いなあ。

栄田さんの息子さんのいぶき君も、明日入学式で1年生とのこと。

もっともこっちは中学校!

 

かいがら文庫の常連さんだったいぶき君らしく、

まゆーらでもパッとお気に入りの児童書を見つけて、借りて行ってくれた。

また遊びに来てね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花祭りの後、文庫ではるかちゃんたちといっぱい遊ぶ。

あきら君は相変わらず恐竜の本が好きで、お母さんに何冊も読んでもらっていた。

次回にお目に掛かれるのは夏休みになるらしい。

きっとまた、びっくりするくらい大きくなってるに違いない。

おばけのばーばぱぱ

 

 

 

 

 

 

 

 

ところでお話の後に読み聞かせをしようと用意していたのは、

ご存じ『おばけのバーバパパ』。

前回の文庫の日に来てくれた小さいお客さんがあるかなあと、用意したのだ。

案外バーバパパになじみがない様子だったので。

 

でも今日のメンバーは、絶対バーバパパを知り尽くしているから、パス。

違う本も用意しとけばよかった。

 

次の文庫の日は、4月16日です。

(芝 直子)