今日の文庫はお客様がいっぱい。
昔、文庫に通っていたいずみちゃんが、お子さんを連れて来てくれて、
懐かしくておしゃべりしていたら、お友だちの親子さんも来てくれたのだ。
いずみちゃん、っていうよりも、昔の「いーちゃん」っていう呼び名が出てくる。
そうそう、いーちゃんだわ、小さくてかわいくて、
いつもお姉ちゃんと一緒だった、ちょっぴり甘えん坊のしゃべり方の…。
それがなんと、1歳半のお子さん、しおりちゃんを連れて、
素敵なお母さんになっていた。
自分が歳を取るはずだと、思ってしまった。
このところよく来てくれる、あお君兄妹の、しずくちゃんと全く同じ月齢。
あいにく今日はあお君たちは来られなかったけれど、
同じ年、同じ育休事情、保育園入園事情までそっくりとのこと。
きっとお話したらいいお友だちになりそうだ。
後から来られた、2歳半のいつき君を連れたお母さんも、
いーちゃんのお友だちだった人の、お嫁さんなんだとか。
なんと山形から冬野へ嫁いでいらっしゃったらしい。
いつき君にかくれんぼ人形を見せたら、お母さんが、
市民図書館の子育てサークル、くすの木で見たとおっしゃる。
わあ、語りの森のおはなし会に参加してくださったのね。
製作者は私です、と言って、わらべうたも飛び出した。
始め、お母さんの膝から降りなくて、泣いていたしおりちゃんが、
動き回ってわらべうたに拍手してくれた。良かった。
今度からわらべうたグッズも持ってこよう。
今日のお話は、和子さんに『おそなえもち』、
いーちゃんに「扇ノ芝のたぬき」を聞いてもらった。
たつき君がドールハウスを気に入って、いっぱい遊んでくれたし、
また来てくれると嬉しいな。
お母さん二人も読書好きで、懐かしがって本を選んで借りてくれた。
いつき君のお母さんが、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの
『ハウルの動く城』をもう一度読みたいとおっしゃって、
2巻を借りてくれたけれど、もしかしたら読みたかったのは3巻ではなかったか…
私の思い違いで、見当たらなかっただけで3巻も昔に買ったんだ。
どっかにあるはず。次回までに探しておかなくては。
さあ帰ろうとしたら、なんと下の県道が大渋滞で、駐車場から出られない。
うちの団地の下で、大きな事故があって、通行止めで、
Uターンしてくる車しか動かないし、パトカーの指示に従っても進まない。
すごーく遠回りして、2分ほどの自宅まで40分かけて帰りました!
さて次回の文庫の日は、もしかしたらお汁粉を炊いて、
お習字の方と一緒に成道会をするかも、とのことです。
もしかしたら、ね。
次の文庫の日は、12月21日です。
(芝 直子)