お寺の境内に梅が一杯干してあって、なんだかいいにおい。
梅雨にしてはお天気続きだけれど、たくさんの梅に初夏を感じる。
お客はりこちゃんと、ママ。それからはるちゃん。
女の子二人はレインボースネークのカードゲームをしたり、ビンゴをしたり、
なんか作りたい…と、工作材料のストックをかき回したり忙しい。

でも今日のところはお気に入りの材料が品切れで、ゴメン。
次には粘土やくるみボタンの材料を持って来るわね。
そんなわけで、暇になった二人は珍しくもドールハウスの中味を
きれいに整えてくれていた。
いつもゴチャゴチャで地震の後の部屋みたいだったのが、すっきりした。
いつかまた、子どもたちとドールハウスのミニチュア作りが
出来たらいいなと思ってしまった。
夏休みも近い。何か出来ないか、考えてみなくては。
ところで、りこちゃんのママとおしゃべりしてたら、
おうちにツバメが巣を掛けていると教えてくれた。
それもどんどん作り方の巣が増えつつあり、絶賛増量中らしい。
あら、いいなあ。
昔うちのガレージにも、ツバメが土を運んで来て巣を作りかけたけれど、
喜んだ主人が手伝ってやろうと、木の台を付けたら、それっきりになってしまった。
余計なことをしたもんだと、今でも残念だわ。
さて、肝心の本の話。
先日発行した紀北子どもの本連絡会の機関紙『紀の子』を持って行ったので、
その中のビブリオバトルのチャンプ本、『かはたれ』の紹介をしよう。

現代もひっそりと生きている河童の一族の子ども・八寸と、
お母さんを病気で失った少女・麻とのお話で、朽木祥さんのファンタジーだ。
八寸は長老の(河童猫の術)で子ネコに姿を変えているが、
月の光の中でおぼろげに河童の姿が透けて見えたり、
シャワーで河童に戻ってしまったり、ハラハラの連続。
私個人的には、臆病で盲導犬になり損ねた麻の飼い犬・チェスタトンが好き。
そんなにも臆病なのに、最後は勇気を振り絞って麻と八寸を助け、
八寸を背中に乗せて疾走するのだ。
ぜひみんなにも読んでもらえたらうれしいので、次回に持って行きます。
それと斉藤洋さんの『西遊後記』も、続きの2冊があるので、それも一緒に。
次の文庫の日は、7月1日です。
(芝 直子)













その後は文庫でけんちゃんとたのしくおしゃべり。









