今日のまゆーら

  「このほんよんでくれ!」 2020年3月7日 

2020年03月10日

 

 

小学校の休校措置がまだまだ続いていて、

先が見えないご時世になってしまった3月。

 

今日のお客ははるちゃん一人。

この前リクエストされて持ってきた、『鬼滅の刃』の絵を描いたり、

机の下に潜ってスマホを見てたり、一人でも忙しそうだ。

 

はるちゃんももうすぐ中学生だ。

きっと今より忙しくなるんだろうなぁ。

もしもヒマな日があったら、文庫にも遊びに来てね。

 

そんな具合で、はるちゃんがひとりで遊んでくれている間に、

書架の本の照合作業を再開。

9割方終わったところでずっと中断していたのだ。

 

もちろん中断理由は、お客が来てくれていたから。

一緒に工作したり、本を読んだり、実に文庫らしくしていた。

 

今日は残りの作業ができて、時間内に全部の棚が終わった!

もっとも、まだ台帳を数えたり、無かった本をもう一度探す作業があるけれど。

さあ、まゆーらの蔵書数、ホントは何冊だったんだろう。

 

ところで、4月4日の花祭りの時に読み聞かせする本を探していて、

面白い絵本を見つけた。

 

ベネディクト・カルボネリ作、ミカエル・ドゥリュリュー絵の

『このほんよんでくれ!』だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間の親子が楽しそうに絵本を読んでいるのを盗み聞いたオオカミは、

続きが知りたくてたまらず、彼らが落とした絵本を咥えて森に帰る。

でも、オオカミは字が読めなかったから…。

 

すごいなあ、そんなことがあったらいいなあ、と、うれしくなる絵本。

次は私がみんなにこの絵本を聞いてほしいかも。

 

ただ、コロナウィルス騒ぎのこの時期に、

積極的にお声掛けして花祭りを開けるのか、少しツライ事態だ。

もしダメなら、文庫に置いておくから、みんなに自分で読んでもらおう!

 

次の文庫の日は、3月21日です。

(芝 直子)