さあ夏休み。
ひょっとしたら夏休み限定の、帰省のお子さんがいらっしゃるかと密かに期待。
でもどなたも見えなくて、一人で本を読んでたら、
元かいがら文庫の、栄田さんがお見えになった。
以前借りてた本を返して、また別のを借りてくれる、
まゆーらにはありがたい、本を目当てのお客様だ。
暑い中を、ありがとうございます。
おはなしの会の大先輩、栄田さんに、和歌山の昔話をひとつ聞いてもらって、
色々お話のアドバイスもいただく。
聞いてもらったのは、紀三井寺の和尚様を主人公にした、
『円明はんと三宝柑』という不思議なお話。
江戸時代に紀三井寺におられた、有徳の和尚さんが、
徳島の火事を見つけて、紀三井寺から三宝柑を投げて消火したと…!
実はこのお話を覚えた時、お名前の読み方が、えんめいさんか、
えんみょうさんか分からなくて、紀三井寺に電話してお尋ねしたのだ。
結果、紀三井寺のご住職からの返信メールで、
お名前はえんめいさんが正しくて、そのほか、円明さんの伝承や、
今も徳をしのんで命日には法要が行われているとか、
ありがたいことに、いろんな情報を教えてくださった。
おかげで、お話をするにしても、背景とか情報が自分の中で膨らんで、
とても語りやすくなった気がする。
いつかまた、まゆーらでも聞いてください。

さて、タイトルの『わたしおてつだいねこ』・竹下文子作 は、
20年以上前から文庫にある本。
絵本ではないが、いわゆる幼年童話。
表紙には、可愛いエプロン姿の、やる気満々のネコ。
余りの忙しさに、つい「ネコの手も借りたい」と言ってしまったお母さんの前に
お手伝いをします、と現れたネコだ。
うん、今更だけど、ネコの手なんか絶対に役には立たないのよね。
まだ、「孫の手」の方がマシ…というのは、我が家の実体験だ。
でもこのかわいい表紙を見ていると、ひょっとして役に立ってくれるかもと、
危ない期待をしてしまう。
結果はぜひ本を読んでみてください。
次の文庫の日は、8月5日です。
(芝 直子)

















