「おふろだいすき」 2016年1月16日 

今日のまゆーら 2016/01/18

 

 

新年最初の文庫!

あけましておめでとうございます

…と言うには少し気が抜けてるけれど。

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寒い中を来てくれた常連さんと、プラバンなどで遊ぶ。

なんとお寺に新しいトースターが登場したので、

すぐに妙ちゃんが焼いてくれて、作品が完成する。

 

いつもなら私が持ち帰って焼いてたので、

みんなが手にするのは次の文庫の日だったのよね。

良かった良かった。

 

ところでこのプラバン、百均で買うのだけれど、

ケチなもので、いつも大きいB4サイズのを買っていた。

だって、同じ100円ならA4よりB4を買った方がお得じゃないか。

 

と思ったのが大間違いだった事に最近気づいた次第。

A4の方が分厚いのよね。たった0.1mmの事だけど。

それで仕上がりが厚くなって、きれいに焼きあがるのだ。

また今度A4のを買っておくわ。

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さて今日の絵本は『おふろだいすき』

松岡享子作、林明子絵の、30年以上前から不動のお風呂絵本だ。

何しろお風呂に入っていると、お湯の中から海亀やクジラが出てくるのだ。

 

アシカやペンギンも! すご過ぎる展開に、引き込まれてしまう。

そして最後はママの広げたタオルの中に…。

 

異次元(?)のお風呂でさんざん遊んで温まった後は、

ママの腕の中って、いいなあ。

 

この本を探していたのは、さやちゃんママの妙ちゃん。

ちょうどいいかげん…の気分から妙ちゃんが連想した絵本との事。

同じ言葉でも、さやちゃんが連想した本は違ったらしい。

 

小さい頃に読んだ絵本の中の言葉が、家族共通の言語になって。

それぞれの家庭にしか通じない言い方が生まれることって、

本好きのおうちにはよくある話だ。

 

昔うちでは、子どもたちが咳をすると、「あっ、こんこんぎつね!」と言った。

絵本『いないいないばあ』の言葉だった。

それが進化して、ちょっと太めだった弟には「こんこんぶう」なんて。

 

親子の会話に、昔読んだ絵本の事が出てくるって、すごいことかも。

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前回写真を取り忘れた、文庫の看板を写してみました。

 

次の文庫の日は、1月30日です。

(芝 直子)

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」 2015年12月19日 

今日のまゆーら 2015/12/27

年内最終の文庫。
文庫に入ってみたら、立派な看板が置いてあってビックリ。
写真を撮り忘れたのが残念だけど、ご近所の方が作ってくださったとか。
ありがとうございます。

発泡スチロール板を電熱線でカットして文字に加工したもので、
文字はホームページからわざわざ上田ちゃん、もとい、
上田大愚先生の字を使ってくれている。
(いいのかなあ…という気もちょっとするけど)

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階段下の手すりの看板が小さくて見にくいだろうと、作ってくださったそうだ。
せっかくなので手すりに結び付けてみる。

さっそくやってきた子どもたちが、これは何だ、と突っついてみたらしい。
発泡スチロールだからなあ、お手柔らかに。

さて、今日のお客は女の子4人で、寒い中を境内で走り回っていた。
根性のないオトナは、お茶を頂いて文庫でおしゃべり。

写真は折り紙の手裏剣を飛ばす女の子たち。
ホントは、どうしても飛ばす写真が撮れなくて困っていたら、
みんなで固まって、投げるポーズを取ってくれたところ。

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今年もなんとか文庫を続けることができた。

別に、読書が子どもの生きる力になるとか、
ましてや成績アップになるとか(なれへんし)、
そんなことは夢にも考えていない。
そんなことは後から大人がこじつけた理屈だと思う。

いっぱい面白い本を読んで、ああ楽しかった!とか、
へえ~こんな世界もあるんだ!とか、思ってほしいだけだ。

今日一番びっくりしたのは、りこちゃんがいつのまにか
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を読んでいたこと!

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ご存じK・Y・ローリング作のハリー・ポッターシリーズの第2作目だ。
そのうちに読んでくれる子がいたらうれしいなと、
先日の日本公衆電話会からの寄贈本にリクエストしたものだ。

半分まで読んだとの事だったけれど、マサカりこちゃんが・・・って失礼な話や。
純粋に感心して、反省もしてるのよ。
まだまだ私は見る目がないって。

来年も、夢中になれる楽しい本にたくさん出会えますように。
皆さまよいお年を。

新年は第1土曜が1月2日になってしまうので、さすがにパス。
一回お休みさせて頂きます。

次の文庫の日は、1月16日です。
(芝 直子)

「やきざかなののろい」 2015年12月5日 

今日のまゆーら 2015/12/08

 

 

今日は成道会。

ゆきや君が学校の友達をたくさん連れて来てくれたので、

いつになく元気な男の子軍団が目立つ。 いいなあ。

 

ゆきや君ママのみいちゃんと、『成道会って何の日?』クイズをやっていた。

軍団が「お釈迦さまが何かした日」、「うん、何した日?」

「生まれた日!」「死んだ日!」「…結婚した日!」

 

お釈迦さまが結婚した日って、いつだろう。

正解の『悟りを開かれた日』というのは、さすがに難しかったようだ。

 

神妙にお勤めをし、それから短い絵本2冊を読み聞かせ。

1冊は菊田まりこ作の『いつでも会える』。

大好きな飼い主に先立たれた子犬のシロのお話。

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もう1冊は迫力満点の『やきざかなののろい』、塚本やすし作。

お寿司の魚は好きだけど、夕食のおかずが焼き魚だったらがっかり…

という男の子。

 

身をほじって散らかし、食べたふりをしていると、

頭だけになった焼き魚がお風呂に入ってきて、「きらわないでくれ~」と!

焼き魚の呪い? えらいこっちゃ。

 

ピンチを救ってくれたネコのハチに教えられて、

上手に焼き魚をたべられるようになって、めでたしめでたし。

食育絵本?という枠なんて蹴っ飛ばしてるパワフルな本だ。

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さて、恒例のお汁粉を味わっている女の子たちの写真。

お代わりしてくれた子もいて、いつもながら藤浪さんのお汁粉はいいな。

帰りにはお土産にタッパーに入れて頂いたし。

 

文庫に戻っての工作は、今日はCDを使ったコマ。

本物のCDに絵を描いて、穴にビー玉を貼りつけるだけだ。

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白い面にそれぞれ描いた絵は、回していると見えないのだけれど、

回した時の色を想像して塗り分けていたのがりこちゃんで、

私は「黒になる」と予想したけど、実際は茶色だった。

りこちゃんの勝ち。

 

それと課題は接着剤。

教えてくれた人はホットボンドを使っていたが、

回してバトルなんかやると、すぐ外れてくる。

それプラス、強力接着剤でやってみたが、やっぱり男の子たちのパワーに負けた。

もっと研究の余地があるなあ。

 

次の文庫の日は、12月19日です。年内最終だわ。

(芝 直子)

「内科オバケ科ホオズキ医院」 2015年11月21日

今日のまゆーら 2015/11/23

 

『内科オバケ科ホウズキ医院』というのは、富安陽子作のシリーズで、
前回の文庫で、その1巻目を借りてくれたりこちゃんが、気に入ってくれた本。

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今日やってくるなり、続きの4冊をさっそく借りてくれた。
それを文庫で脇目もふらずに読みふけり、
帰るまでに1冊読み終わっていたらしい。

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因みに1巻目は『オバケだってカゼをひく!』というタイトル。
そう、オバケ専門のお医者さん(多分人間)と、そこに間違って入り込んでしまった男の子のお話だ。

無理やりオバケ医者の助手にされた男の子のどたばたがおかしくて、
以前これが新聞に連載されていた頃から、私も好きだった。
今は6巻と7巻も出てるらしいので、買ってみるから読んでね。

もう一枚の不思議な写真は、境内で見つけたというシロモノ。
よくよく見ると、発芽した風船カズラの種らしい。
ちゃーんとハート型の模様がついた種が見えるわ。

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夏中、境内には風船カズラが一杯あったから、こぼれ種が落ちている。
よく探すと他にもたくさん種のままのも見つかって、
りこちゃんたちはそれを集めて、階段の上から撒いて遊んでいた。
来年は思わぬ場所から風船カズラが出てくるかもよ。

さて、次回の文庫の日は成道会だそうです。
文庫では別名おしるこパーティーと言っているけれど、
本当はお釈迦さまが悟りを開かれたお祝いの日です。

うん、これこそ由緒正しいお寺の行事だわ。
ハロウィンはねぇ、やっぱり違和感ありまくりでした。
来年は止めよう。

次の文庫の日は、12月5日です。
(芝 直子)

「勾玉シリーズ」 2015年11月7日 

今日のまゆーら 2015/11/11

 

 

前回のハイテンションお祭りハロウィンの文庫から一変。

今日は静かな雨の中をやって来てくれたりこちゃん一人。

 

手当たり次第に本を引っ張り出して読み、また書架に戻す。

借りて帰るのではなく、今読みたいらしい。

 

その横で私が折り紙でピョンピョンカエルを作っていたのだけれど、

何としたことか途中で折り方が分からなくなり、りこちゃんに教えてもらった。

そっか、縦と横の折り順が違ってたんだ!

 

できたカエルの上にまた小さいのを折って乗せ、

その上にもっとちっこいのを乗せてみる。

それをストローをつないだものの上に貼って、

鉄棒をするカエルたちの出来上がり。

 

なんてこともなく、二人で折り紙やら工作などをしていたら

お母さんが迎えに来てくださったので、それからおしゃべりする。

 

お姉ちゃんの塾の話や、当節のお受験事情など。

知らず知らずその気もないのに塾の手口に乗せられる…とか。

いやはや大変なんだなあ。

 

おしゃべりしながら適当に下絵を描いて切ったのが、紙のガイコツ。

二つ折りにした紙を切るだけで、びっくりするほど大きいガイコツになる。

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りこちゃんが作ったのは、にっこり笑い顔のガイコツ。

私が作ったのは、帰りにりこちゃんが本棚に貼りつけていた。

誰かが見たらビックリするぞ。

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さて、今日のおススメ本『勾玉シリーズ』は、萩原規子作の三部作。

この前、日本公衆電話協会から寄贈していただいた本だ。

 

古事記をベースにした『空色勾玉』に始まり、

ヤマトタケルの伝説を追うような『白鳥異伝』から、

最後は長岡京が終焉を迎えるいきさつで終わる『薄紅天女』。

日本にもこんな豊かなファンタジーの大作があったんだ!

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小学生では読めないと思うけど、中学生、それともお母さん方?

ロマンに満ちたお話ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

因みに私が好きなのは、『薄紅天女』に出てくる男装の皇女・苑上。

 

もう一人、さっそうと男装で登場する藤原仲成と言う登場人物があって、

りりしい美男子ぶりで戦いにも秀でて、かっこいいのだけれど、

実は苑上の敵なのよね。

 

やれやれ、昨日観て来た宝塚歌劇『新源氏物語』の世界から

まだ戻っていないようだ。

藤原仲成は、平安版『ベルサイユのばら・オスカル』みたいだと

今気がついた。

 

次の文庫の日は、11月21日です。

(芝 直子)

「バムとケロのそらのたび」 2015年10月31日 

今日のまゆーら 2015/11/02

お寺でハロウィン…と言う斬新な行事の日。

たまたま文庫の日がハロウィンに当たるので、
どうせならみんな仮装をしてきたらお菓子をあげよう!と
軽いノリで言いだしたのだけれど…、ふたを開けてビックリ。

ご住職がみんなでお経をあげる気満々で待っていてくださった?!
初めは冗談かと思ったわ。

自由にも程があるんじゃないかと思いつつ、仮装した子どもも大人も
本堂に上がって『子供の経典』をあげる、世にも不思議な光景。

その後、階段に集まって集合写真をご覧あれ。
後列にいるナスビは、ゆっくんのママ。
元気いっぱいで、お盆のお供え物になりきっていた。
ハロウィン

 

 

 

 

 
まあ世界的にも子どものお祭りで、キリスト教と直結する文化でもないらしい。
バットマンやかわいい妖精、デビル、魔女などに目一杯仮装した子どもたちが
本堂を走り回り、境内で遊んでいた。

もちろんみきちゃんママの御指導で、「trick・or・treat!」と叫んでお菓子をもらう。
私が用意したお菓子の他にも、色々差し入れがあって、
子どもたちは楽しいハロウィンだったようで、何よりだった。

その後の工作コーナーは、タオルハンカチを使ってクマの人形作り。
ハンカチを丸めて輪ゴムで縛り、目や鼻、飾りなどをボンドでつけるだけ。
急きょお願いして不要のタオルハンカチを持って来てもらったので、
持ってない人もいたけれど、なんとか予備のを使って全員が作れた。

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べてみたら表情も色々で可愛い。
みきちゃんは耳を長くしてウサギにしていたし、りこちゃんのはアヒル…。
写真には写ってないけれど、眼鏡をかけたクマさんもいた。

ところで今日のおススメ絵本は、ハロウィンの季節に因んで
島田ゆか作の『パムとケロのそらのたび』。
Jack-o’-Lantern(ハロウィンカボチャ)が出てくる。

パムとケロのシリーズは、お話も面白く、すみずみまでこだわった
隠れたストーリーが一杯で、何度読んでも飽きない本だ。

『パムとケロのそらのたび』は、
おじいちゃんから届いた大きな荷物を組み立てて飛行機を作り、
それに乗っておじいちゃんに会いに行く話。

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玉ねぎ山脈やリンゴ山、かぼちゃ火山など、次々に飛行機に危険が迫る。
今度持って行くのでぜひ読んでください。

次の文庫の日は、11月7日です。
(芝 直子)

「としょかんねずみ」 2015年10月17日 

今日のまゆーら 2015/10/18

前回のお知らせの続き!
日本公衆電話会様からの寄贈本14冊の贈呈式がありました。
目録は文庫に展示!
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贈呈式の時に聞いたのだけれど、日本公衆電話会からの寄贈本は
その原資となるお金を『ブックチェンジ・プロジェクト』という方法で集めて、
そのお金で買ってくださるのだとか。

家庭で不要になった本やゲームソフトなどを集めて、
古書買い取りを専門とする事業者に売り、その代金を原資とするとのこと。

そのために、会の役員さんが古紙回収の中から売れそうな本を選んだり、
引越しする家庭から不要な本を貰い受けに行ったりしておられるとか。

文庫も今まで、ユネスコや伊藤忠財団からの寄贈本をいただいたけれど、
それは大きい予算の中から割り当てて、分配してくださったものだったと思う。
どうも今回のはちょっと違うかも。

それに、そのお話を聞いていて思ったのは、
それなら私にだって協力できるわ、ということ。

何しろ家じゅうの本棚が一杯で、さらにその上に積み上げたりして
あちこちに溢れていて、新しく買った本の置き場に困っている。
ネットの古書店に売っても、段ボール一杯で千円ちょっとだし、
お金よりも処分がおっくうでたまってしまうのだ。

買ったもののハズしたなあと思った本や、趣味じゃないと思った本、
生きてるうちにはもう読み返す気にはならへんと思う本など、
それがお金に替わって、しかも寄贈時には相手の希望を聞いてくれるので、
誰かがどこかで本当に必要とする本に替わる!
いいじゃん。

と言う訳で、私にしては珍しく気合を入れて本棚の一つに手をつけ、
80冊程の本を日本公衆電話会に寄付することにした。
まだまだあるので何度か寄付できそうだ。

さて写真は10月9日の贈呈式の後で写した、寄贈本。
今日の文庫では、子どもたちがさっそく手にとって読みふけっていた。
お母さん方が読むかも…と思ったファンタジーの大作も、
さやちゃんママが借りてってくれた。

ところで今日のおススメは、いただいた本の中の
ダニエル・カーク作『としょかんねずみ』だ。
図書館の調べ物コーナーの壁の中に住んでいるネズミのサム。
夜になると出てきて、手当たり次第に本を読みふけって、読書の楽しさを堪能。
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なんて素敵な環境だ!!
この環境をうらやましがらない本好き人間はいないだろう。
私だってそんな所に住みたい。
まぁ、私の理想の住まいは(宝塚市の図書館の隣のマンション)なんだけど。

このサムが、読むだけでは飽き足らず、自分で書いたお話を図書館に
置いておくようになって、子どもたちがそれを読んで交流が…。
とりあえずシリーズのうち2冊を寄贈していただいたので、ぜひ読んでください。

もう一枚の写真は、本を読むゆきや君。
ブログのゆっくんの写真は、遊んでるシーンばかりだという話になって、
写してみた「思いっきりヤラセ写真」(お母さん談)ですが。
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さて、次回の文庫は10月31日でハロウィン当日。
お寺にはあるまじき企画ながら、仮装して集まってハロウィンをします。
お菓子も用意するからね。
しかしいいのなかあ。子どもたちが楽しんでくれるなら、
お釈迦さまも許してくださるだろうか。
みなさん、お母さん方も、仮装してきてね。

次の文庫の日は、10月31日です。
(芝 直子)

「くだもの」 2015年10月3日 

今日のまゆーら 2015/10/06

秋晴れの土曜日。
しつこく飛び回る蚊に閉口しつつ、境内でスノードーム作り。
たいてい夏休みを狙ってする工作だけど、この時期でもやっぱり蚊がいるか!

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瓶のふたの内側に、百均で売ってる消しゴムを取りつけてメインの飾りにし、
あとはスパンコールやらビーズを泳がせる。

作り方は簡単で、液体の割合は洗濯用の水のりが三分の一、水が三分の二。
ネイル用のラメなどを入れるときれいだ。

くまさんやドーナツ、イチゴ、恐竜などが入ったスノードームが完成して、
せーの、と振り回して素早く机に置いて記念撮影。
ご協力ありがとう!

さて一段落してから、蚊にもめげずに境内で遊ぶみんなに、
藤浪さんからあけびとお茶の差し入れがあった。

たいていの子は、いや、お母さん方もあけびを見るのは初めてで、
食べられるのかどうかさえ、知らなくて当然だ。

甘いお菓子がなかった昔は、山であけびを取って食べたぞ、と
以前うちのお父さんが言っていたけれど、いつの時代やねん。

なにしろねっとりと甘い部分は少しで、9割方は黒い大量の種だ。
口に含んで汁を吸って、ほぼそのまま吐き出すしかないのよね。
食べにくさではザクロと張るわ。

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写真はお母さんにあけびを口に入れてもらっているゆいちゃん。
なんでも体験!

体験と言えば、藤浪さんがもう一品差し入れてくださったのはお茶。
そちらは皇室御用達(?)の上等の献上茶だとかで。

誰かが一杯一万円位になるのではと言っていたけれど、
それを聞いて、じゃあ飲んでみようかと思った子もいたそうな。

お茶はほんとに後口が甘くて、とてもおいしいお味だった。
でも根っから庶民の舌には、ひょっとして能書きで
おいしさが際立って感じられた可能性も否定はできないが。

そう言えば味わってから『おーいお茶』や、と言っていたのは誰だ?!
藤浪さんはお鍋に作って、お玉ですくってふるまってくれたしなあ。
でもみんなでありがたくお代わりしました。
これぞまゆーら、かな。

あけびの載った本がないかと思ったけれど、今日のおススメ絵本
平山和子作の『くだもの』には載ってません。
むかごもないわ。

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リンゴやサクランボなど、身近な果物が元の姿と共に
きれいに皮をむいて食べられる状態にして「さあどうぞ」と差し出される絵本。

切り身の魚がどんな姿で泳いでいるのか、とまではいかないけれど、
食卓に乗る前の果物が身近になる絵本だ。
あけびが無いのは惜しいけれど、「さあどうぞ」とは言えないモノなあ。

それから、大ニュース。
以前リストを送った、日本公衆電話会様から、本が届きました。
絵本から読み物まで、14冊。ありがとうございました。

貸出できるよう事務処理をしたら、文庫に持って行きます。
でもそのうち贈呈式をするらしいから、
それまでは置いといた方がいいのかしらん。

次の文庫の日は、10月17日です。
(芝 直子)

「とととと だんごむし」 2015年9月19日 

今日のまゆーら 2015/09/20

 

 

シルバーウイーク初日。

そもそもシルバーウイークってなんやねん…という気もするけれど。

変な所に休みが一杯あると、敬老の日やら、秋分の日のありがたみが薄れるわ。

 

何にしろお休みなので、みなさん色々お出かけらしくて、

今日はお客はゼロかも、と藤浪さんと話していたのに、

うれしいことに、ゆいちゃん・めいちゃん姉妹が来てくれた。

 

さっそく準備しておいた工作をする。

ちょいと季節遅れの、パフェの貯金箱。

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粘土をこねて絵の具を混ぜて、ペットボトルで作った容器の内側に貼ると

おいしそうなパフェに見えてくる仕掛けだ。

 

ふたにはクリームの山や、ストローをつけて出来上がり。

完成したパフェを前に、写真を撮らせてもらった。

 

本物ぼくて完璧な仕上がりのお姉ちゃん。

クリームの山にクリームを積み上げためいちゃんのも、

出来上がってみればサーティーワンのアイスみたいでおいしそう。

おうちでゆっくり乾かして仕上げてね。

 

二人が来るまで時間があったので、めいちゃんは

私が一人ぼっちで退屈してたのかと聞いてくれた。

 

いえいえ、せっせと絵本を読んで遊んでました!

面白い絵本を見つけたよ。

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みなみじゅんこ作の『とととと だんごむし』。

夏前にたくさん買い込んだダンゴ虫の本の一つ。

 

いつも地面の上や葉っぱの下に暮らしているダンゴ虫が、

テントウムシの案内で、背の高い草木のてっぺんに登るというお話だ。

 

簡単な仕掛け絵本にもなっていて、ダンゴ虫がとととと…と

茎を登っていくシーンは、上に広がる絵巻になっている。

無事に登れるか、ハラハラしながらめくってみよう。

 

ダンゴ虫とテントウムシって、まん丸い形も、裏返ったらゴニョゴニョ動く足も、

何だか似ている事に気がついた。

 

ちっちゃい本なので、文庫の入口にある回転式のコーナーに入ってます。

あれはうんと昔に、しんみせのおばちゃんに頂いた、ノートの販売ケース。

 

文庫では赤ちゃん絵本を中心に、小さいサイズの本を入れている。

鉄製で丈夫だとは思うけれど、プラスチックの表示面は茶色くなってきたぞ。

表紙が見えるいいコーナーなので、きょうもせっせと

見える方向に表紙が来るよう、並べ替えてみた。

 

さあ、次は何して遊ぼうか。

空き瓶があったら、スノードームの中身の材料は揃ってるんだけどな。

 

次の文庫の日は、10月3日です。

(芝 直子)

「ごきぶり 2」 2015年9月5日 

今日のまゆーら 2015/09/07

 

『今日のまゆーら』にゴキブリの本が登場するのは2回目。

 

福音館書店の月刊誌・かがくのとも1984年発行の初版本で、

もちろん絶版で、出版社にも在庫がないという。

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なかなかに貴重だと思うんだけれど、いつでも本棚から出すたびに

悲鳴とともに冷遇されてしまう本だ。

 

今日はたまたまお母さんたちとゴキブリの話になったので、

福音館書店こどものとも・かがくのともコーナーから出してみた。

 

やっぱり受けないなあ。

前に飛びついてくれたのは、きょうた君とゆきや君だけだったかもしれない。

 

太古の昔から形も生態も変わらずに生き延びているゴキブリ。

いつか日の当たるスターに…なったら怖いけど。

 

今日のお客のゆいちゃん、めいちゃん姉妹も、ゴキブリは苦手らしい。

りこちゃんは大丈夫かしら。 勝手に思ってごめん。

 

大丈夫、うちのいいトシした息子も、残業から帰ってきて深夜の台所に入るのは、

万一ゴキブリに会ったらイヤだからと言って、極力入らないヤツだから。

 

スリッパで叩いたり、新聞で叩いたりも絶対にしない。

つぶすなんてそんな怖ろしい事は出来ないと言って、

唯一使える武器のスプレーをへっぴり腰で吹き付けるだけだ。

 

さてゴキブリは忘れて、近々文庫でまたペットボトルの工作をやろう。

パフェの貯金箱。

 

本当なら夏休み工作にしたいところだけれど、まあいいや。

リクエストにこたえて、材料があるうちにやりましょう。

 

来年の夏休み工作に置いとくからいいって?

きっと来年になれば、子どもたちももっとすごい物が作れるように

実力アップしてそうだ。

 

ところで、お母さん方プラスおばあちゃんとついついおしゃべりしていて、

文庫の写真を撮り忘れ、反省。

 

さらに、宿題の「秋見つけ」に出ていくりこちゃんに

付いて行かなかったことにも、もっと大反省。

 

出ていったら、面白い虫や出来事に逢えたかもしれない。

最近お尻が重くなった。

意識してお尻を上げなくては、子どもたちに付いていけないわ。

 

次の文庫の日は、9月19日です。

(芝 直子)