夏休みもいよいよお終り。
久しぶりに来てくれたゆきや君と、『空気砲』を作って遊ぶ。
炭酸系の丈夫なペットボトルを切って、風船を取り付けただけ。
風船部分を引っ張って手を離すと、ペットボトルの口から空気が噴き出すのだが、
何しろ小さい容量だから、あまり威力は無い。
でも、牛乳パックの切れ端に絵を描いてマトにして倒したり、
発泡スチロールのちっこいのを積み上げたものをふっ飛ばすには十分だ。
「ゆきや君の顔」「これはさやちゃん」などと勝手に的を作って倒してたら、
ご本人のさやちゃん登場で、あわてて「マトのさやちゃん」を隠したりして。
でもさやちゃんは、偶然にもおんなじ仕組みのおもちゃが壊れて
しょげていた所だったそうで、空気砲が作れることに感激してくれた。
るなちゃん、りこちゃんも加わって、それからみんなで空気砲作り。
口の部分に、牛乳パックで筒状のふたを作ってかぶせたら、
勢いよく飛ぶことも分かって盛り上がる。
写真は出来上がった空気砲を見せてくれるるなちゃんと、
もう一枚は、それでバトルをして「や、やられたぁ」と迫真の演技のさやちゃん。


何度カメラを向けても、同じ表情・ポーズがとれる、なかなかの役者だ。
さて、前回ご紹介した『恐竜がくれた夏休み』は、
今日ゆきや君が来るなり借りてくれた。
マサカ今から読書感想文を書くつもりでもないと思うし。
読んでくれたらうれしいな。
それに味をしめて、今日も字が多いけど面白い本のご紹介。
岡田淳の『夜の小学校で』だ。

桜若葉小学校の臨時の夜警員に採用された青年が出会う、
半年間の不思議な出来事の数々。
と言っても、トイレの花子さん系のこわい話ではないのでご安心を。
小学校って、こんなに不思議で素敵な場所だった…??
短いお話が集まって、一つの物語になるのでスラスラ読んでしまう。
高学年のお姉ちゃんたちにぜひおススメです。
カラーの挿絵もたっぷりあって、すごく楽しいよ。
さて、この次にはもっともっと字が多くて長いけれど、
ハチャメチャにおもしろい、15歳の女の子の冒険の本を紹介するつもりです。
今、手に入れるべく発注しているのです。
次の文庫の日は、9月5日です。
(芝 直子)




























