冷たい雨が一日中降る中、文庫に行って、先にお墓参り。
2週間前にはこんなになかったはずのコスモスで、
お墓が埋まっていてびっくり。 すごくきれい。
思わず写メを撮って、遠方に住む妹二人に送信する。
新潟の妹からすぐ返信があり、
「写メ墓参! 南無阿弥陀仏」…良かったわ。
さて今日もお客のない文庫で、せっせ本を読む。
今日読んでいたのはR・L・スティーブンソン作の
『さらわれたデービッド』
先週うちで開いた紀北子どもの本連絡会の例会で、
他の文庫の方が薦めてくださった本だ。
まゆーらにもあるのに、内容を覚えていなかったので、
早速引っ張り出して読んでみる。
孤児になった少年が、ただ一人の身寄りだと知って訪ねた叔父に売られ、
殺人事件に巻き込まれたり、難破したり。
スコットランドとの内戦で政治犯になっている男とともに行動する、冒険物語だ。
イギリスとスコットランドの確執の歴史を知らないと、わかりにくい部分もあるが、
読み始めたら次が気になって、どんどん夢中になってしまう。
気がついたら三分の二ほど読んだところで時間切れ。
文庫の本の片付けもそっちのけで読みふけってしまった。
残りは次にしよう。
紀北子どもの本連絡会と言えば、11月の28日にまゆーら文庫をお借りして、
新しくなった文庫見学を兼ねた例会を開くことになった。
子どもの本の目利きの人たちだから、緊張するわ。
次の文庫の日は、10月31日です。
(芝 直子)