「ひみつのカレーライス その2」 2013年4月20日 

今日のまゆーら 2013/04/22

今日は花祭り。

 

いっぱい集まってくれた子どもたちやお母さんと、

花御堂にお花を供えて、誕生仏サマに甘茶をかける。

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春真っ盛りの季節とあって、みんな色とりどりの

きれいなお花を持ってきて、花瓶に入りきらない程だ。

 

しまいに溢れたお花は甘茶の脇に盛り上がって

誕生仏が見えないくらい。

 

その後、100冊の本を読んだ

さやちゃんとけんたろう君のお祝いをし、

今日のお楽しみ、藤浪さんのお手製カレーを頂く。

 

カレールウは1キロを使用したとかで、

大鍋一杯のカレーに、お代わりも続出して大満足。

 

パクパク食べる子どもたちを見ているのって

楽しい!!

 

そのうち、食べすぎでもないだろうに、

珍しくゆきや君がお腹が痛いと言いだした。

 

文庫に戻って、いつになく元気のないゆきや君に、

みんなも心配して集まってくる。

 

ところで今日は私が子どもたちをつかまえては

片っぱしからアンケートの押し売りをしていた。

 

『さいきんよんだほんで、おもしろかったのはなんですか』

『そのほんがあったのは、どこですか』 etc.

 

紀北子どもの本連絡会の機関誌用のアンケートだ。

みんな結構真剣に考えて答えてくれた。

お客の多い日でホントに良かった。

 

そこでおなかの痛いゆきや君にも、

鬼のようにアンケートをしかける。

 

顔をゆがめながら、ゆきや君が答えてくれたのは

井上荒野作、田中清代絵の

『ふしぎなカレーライス』だった。

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カレーの種をまいたら、カレーの木に

お皿の葉っぱがつき、ご飯とカレーの実ができるという

不思議でおいしそうな本。

 

しかしカレーを食べたばかりで、

しかもお腹が痛い状態でこの本かぁ…。

 

ゆきや君、くれぐれもお大事に。

 

写真は段ボールの電車にお客を乗せて

文庫と台所を往復するけんたろう君。

お客はかわいいももちゃんだ。

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体重制限があるらしいが、次々にお客さんが来て、

けんたろう君は大奮闘していた。

 

ところで、6月1日の文庫の日に、

本堂で子ども向けの映画の上映があるそうです。

 

タイトルは未定で、1時間以内の予定らしい。

なんだろなあ。

 

5月4日は祝日につきお休みです。ごめんね。

次の文庫の日は、5月18日です。

(芝 直子)

花祭りのお知らせ 2013年4月9日

まゆーら文庫 お知らせ 2013/04/09

「今日のまゆーら」番外編です。

 

4月20日水曜日に、恒例の花祭りをします。

時間は1時からです。

 

 

 

 

藤浪さんが今年もカレーを作って下さるそうなので、

みなさん、自分のご飯と、お皿とスプーンを

持って来てください。

 
お釈迦さまにお供えするお花もヨロシク!!もちろん、花祭りですので、

 

どんな花でもいいよ。

庭の花でも、田んぼのレンゲでも。

 

まゆーら 花祭り

 

 

 

 

 

写真は去年の花祭りです。

お友だちもぜひ誘ってあげて下さい。

 

次の文庫の日は、4月20日です。

(芝 直子)

「じごくのそうべえ」 2013年3月16日 

今日のまゆーら 2013/03/21

今日の文庫は珍しくお客がいっぱい。
りこちゃんのお友だち姉妹が
お母さんと一緒に来てくれた。

境内では水温む季節を地で行くさやちゃんが
金柑の実を千切って集めて水遊び。

そしたら、さやちゃんのいない間に
いつのまにか他の子たちが金柑を持ちだして
入口の階段脇の溝に転がして遊ぶ
『金柑流し』が始まった。
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コロコロと勢いよく転がり落ちる金柑を拾っては、
また階段を駆け上がり、上から転がす…
結構しんどい遊び゛になっていた。

そのうちに大事な金柑を転がされていることに
さやちゃんが気付いて、さあ大変。

大泣きしてママに言いつけに行く。

そんなに大事にモノとは知らなかったわ。
ごめんごめん。

ゆきや君ママが、金柑って食べられるんだと
教えてくれて、みんなで味見。

花粉症に効くかなぁと言いながら食べるのは
マスク姿のみきちゃんママ。
今年は特にひどいらしい。

花粉症にいいのはジャバラ。
柑橘系なら何でもいいわけじゃないで、と
冷静なゆきや君ママに言われていた。

ところでさやちゃんが大事な金柑をほっといて
何をしていたかと言うと、
文庫で『じごくのそうべえ』を聞いていたのだ。
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田島征三作の、ご存知
『とざいとうざい、かるわざしのそうべえ
いっせいちだいのかるわざ…』で
始まる名作絵本だ。

保育園で読んでもらって、
今さやちゃんのお気に入りの本らしい。

文庫にもあるよ、とママが冒頭を暗唱したところ、
何で知ってるの、とびっくりしたとか。
うん、芝さんだってほとんど終わりまで暗唱できるな。

そう言えば何年か前、学童保育に行っている小学校で、
『じごくのそうべえ』が先生手製の副読本になっていて、
それはいいが、
あちこち飛んだり、言葉を替えられてて
不思議に思ったものだ。

あれはなぜだったのだろうと、今でも疑問。
古くから親しまれている名作は、
勝手に変えてほしくないわ。
聞く方も辛かった。

さてさて、3月は第5土曜日までありますが、
30日は勝手ながら遊びに行くのでお休み。

次の文庫の日は、4月6日です。
  (芝 直子)

「ぼちぼちいこか」 2013年3月2日 

今日のまゆーら 2013/03/02

昨日は春一番の温かい風だったのに、

今日は10℃以上も下がってみぞれが吹きつける。

 

文庫の境内では、寒さもなんのその、

みきちゃんが縄跳びの猛練習だ。

 

二重跳びが連続で出来るようにと頑張っているのだが、

「見に来て!」とのお誘いにはひらにご容赦を願って、

暖かい文庫の中からお母さんと応援する。

 

2回か3回しか飛べないと言っていたのに、

帰る頃にはビュンビュンと風を切る縄の音が

連続して聞こえてきて、10回以上も飛べたとの事。

 

「頑張ってるなあ」と

話していたら、りこちゃんが本を見ながら

「頑張っても太いからあかんのや」と爆弾発言。

 

一瞬ドキッとしたが、りこちゃんは

モーリス・セイラーの『ぼちぼちいこか』を

ひろげて読んでいたのだ。

 

色んな花形職業に憧れるカバが、

懸命にチャレンジしても、体重ゆえに失敗する話。

 

パイロットになったら重すぎて

飛行機の操縦席が取れて地上に残ったり、

ピアニストになったら力がありすぎて

ピアノがひしゃげたり…。

 

バレリーナになったら床に穴があく。

 

でもめげないカバは、

「まあ、ぼちぼちいこかということや」でおしまい。

 

なぜ関西弁で訳してるんだろうと言う話になり、

表題紙に書いてある原題を見る。

 

勿論見てくれたのは私じゃなくて

本職の英語の先生をしているりこちゃんママ。

 

「カバは何になれるのかな、って書いてるわ」

と教えてくれた。

 

それが「ぼちぼちいこか」になったわけだ。

 

ちなみに某通販の500色の色鉛筆を購入途中のを

りこちゃんママが持ってきて、見せてもらったが、

色の名前がすごい。

 

紅殻格子、とか額田王の茜、とか。

谷川のサワガニ、なんてのも。

お姫さまと毒リンゴ、雪ん子のほっぺ…。

どんなんやねん、とカバ君ばりに突っ込みたくなる。

 

それの英語名も書いてるんだけど、

全く日本語の意味とは関係が無いのもオカシイ。

 

何だか今日は日本語訳の不思議を色々知った日。

 

「暑い暑い」と言いながら入ってきたみきちゃんは、

カバ君とは違って、きっと何にでもなれるわ。

 

次の文庫の日は、3月16日です。

(芝 直子)

「長ぐつをはいたネコ」 2013年2月16日 

今日のまゆーら 2013/02/17

前回の文庫の時にたずねられた

『長ぐつをはいたネコ』の本を手に入れた!

 

ゆきや君がお遊戯会で王様役をするというので、

お母さんがどんなお話か知りたいとのリクエスト。

 

首尾よく絵本版を手に入れたので、

ゆきや君ちのポストに入れたのだが、

ゆきや君はお遊戯会バージョンとの違いを見つけて

大受けだったらしい。

 

ゆきや君の王様役かあ。

見てみたいなあ。

 

そう言ってたら、みきちゃん・りこちゃんのママが

今どきのお遊戯会は同じ役が何人も出ると教えてくれた。

 

そう言えばそんな話を聞いたことがある。

主役クラスが何人も並んで登場するんだって?

 

変なの…!!

 

役の優劣をつけないためか

それともインフルエンザの欠席に備えてか。

まさかね、と大笑いしてしまった。

 

写真は今日作った簡単工作。

両面に描いた絵が、回転によって

動いて見えたり、変わったりするもの。

 

縄跳びをしてる子が縄の位置が上下に変わるだけで

飛んでるみたいに見えたりする。

 

勢いよくクルクル回して二重跳び。

調子に乗って三重跳び、と回しすぎると壊れるが。

 

 

 

 

 

りこちゃんはつぼみのお花と開いたお花を描き、

さやちゃんはまゆーらの返却スタンプ(孔雀)を押して

「鳥さんが飛んで…」とパタパタやっていた。

 

面白いのはみきちゃんで、見本にしようと

懸命にイルカの絵を探す。

 

イルカの絵本!?

ごめん、思い当たらない。

写真集『海中記』にあるかと思って

索引の魚の所を見ても載ってない。

 

そうか、イルカは魚じゃないわな。

 

で、ぐずぐずしている間に

みきちゃんはちゃーんとイルカの挿絵を見つけていた。

 

なんと折り紙の本の、イルカの折り方のページにあった。

すごいなあ。

 

でも工作にはイルカじゃなくて

お花畑を描いていたけれど。

 

次の文庫の日は、3月2日です。

  (芝 直子)

「100万回生きたねこ」 2013年2月2日

今日のまゆーら 2013/02/04

都合で前回をお休みしてしまったので、
1ヶ月半ぶりの文庫。

春かと思う位に暖かい一日で、

やってきた子どもたちは文庫に入らず、
まずは境内で外遊び。

果ては手水鉢の水を汲みだして
マサカの水遊びも!!

そのあとも山に登って走り回り、
みんなびっしょり汗をかいていた。

やっぱりみんな暖かくなるのを待ちかねていた感じ。
子どもたちが元気に外で走り回るのは見ていて楽しい!

さてやっと文庫に入って来て、
どっさり借りて帰っていた本の返却。
そんなに読めるのか…?と思う程借りてってたからなあ。

借りるのはいいけど、みんな自分で持てる範囲にしてね。
帰りもどっさり借りたりこちゃんは、
自分の荷物をお姉ちゃんに持ってもらっていた。
で、自分はお姉ちゃんの軽い袋を…!

優しいしっかり者のお姉ちゃんだ。

そんな中で本棚をあれこれ物色していたゆきや君に
ママが見せたのは佐野洋子作の
『100万回生きたねこ』。

ママに薦められたゆきや君が
「どこに来たん?」

しっかり者の幼稚園児の彼にしても、
生きた、の生の字が読めなかったらしい。

なるほど、どこかから来たのか。

このネコは自分の事しか愛さないネコで、
100万回死んで他の人が悲しんでも
平気だったんだよね。

それが白ネコを愛して、白ネコが死んだあと
100万回も泣いて悲しみ、
とうとう生き返ることはありませんでした…って
なるのだけど、何だかああ良かったと思えてしまう。

100万回生き返るよりも、誰かを愛して死ぬ方が
ホッとしてしまうと言うのも不思議な本。

ネコで思い出した。
ゆきや君が発表会で『長靴をはいたネコ』の
お芝居をするそうだ。

文庫にないかなあと聞かれたけど、
残念ながらありません。

ペロー版のを買ってみようかなぁ。

写真はさやちゃんが被ってきた鬼のお面と
大事なお人形のメルちゃん。


それと今日飾られたばかりのお雛様です。

次の文庫の日は、2月16日です。
(芝 直子)

「にゃんきっちゃん」2012年12月15日

今日のまゆーら 2012/12/15

『にゃんきっちゃん』は
写真家の岩合光昭さん夫婦共作の写真絵本。

岩合家の飼い猫であるにゃんきっちゃんの写真に、
日出子夫人が文章を書いている。

風格さえ漂う、ちょっとゲンキな面構えの
にゃんきっちゃんの写真を初めて見た時、
思わず「雪や!」と叫んだものだ。

うちの真っ白の飼い猫そっくりだったのだ。
息子に至っては、
「雪のくせにメジャーデビューしやがって!」

何たる言い草だ。
ケンカタレで他の猫をいじめるやつだけど、
うちの大事な家族には違いない。

この本も、にゃんきっちゃんを大事な家族だと思っている
岩合さんらの気持ちが伝わってくる素敵な絵本だ。

いいなあと、しみじみ見とれていたら、
みきちゃんとりこちゃんが来てくれた。

「クリスマスツリー作りたい!」

おっと。

そう言われれば、年内最後の文庫の日で
クリスマスツリーのラストチャンスではないか。

あわてて材料を取りに戻り、
お箸の端材のクリスマスツリーを作る。
もともとこの端材はみきちゃんちで頂いたもの。

瞬間に接着しないといけないので、
ホットボンドを使ってどんどん組み立てていく。

他にお客が無かったので、
二人で2個ずつ作りました。

写真のビンは、ホットボンドで模様とスパンコールを
くっつけてみたオマケ。

うん、かわいいのが出来ました。

もう1枚の写真は、手についたボンドを
無心にはがしているりこちゃん。

気になるらしい…。

さて、年末年始になりますので、文庫もお休み。
次の文庫の日は、1月19日になります。

皆様良いお年を。
(芝 直子)

「やまんばのにしき」 2012年12月1日

今日のまゆーら 2012/12/01

今日は成道会。
お釈迦さまが悟りを開かれたお祝いの日。

まゆーら文庫にとっては大事なイベントの日で、
お勤めの後、200冊になった人の表彰とお汁粉を頂く。

写真はお勤めの後で歌う恩徳讃の
ギター伴奏をするご住職だ。

なかなか! ギターに乗って歌う恩徳讃もイイ。
文庫の長い歴史の中でも、初めてだ。

200冊の表彰は、りこちゃんとゆきや君。
尚、今回から賞状の文面を改めました。

以前の印刷した賞状が無くなったこともあり、
ちょっと違和感のあった文章を直してみたものの…

よく考えたらりこちゃんのお姉ちゃん・みきちゃんには
前の文面の賞状が渡ってるんだわ。

一緒の方が良かったら、
どちらかを書き替えますのでご連絡を!

さてお汁粉を食べた子どもたちは、
頂いたお菓子を食べたり、境内で遊んだり。

ものすごく寒い風の中で、
頭から湯気を出しそうな勢いで走り回っていた。
後で汗が冷えてこないか心配だ。

ところで、今日は来られなかったきょうた君のために、
ママのみぃちゃんが和歌山の民話を探していた。

うーん、私が知ってるのは、
子どもの頃父親がよく話してくれた『扇の芝のタヌキ』。

扇の芝(今の県庁前あたり)の屋台のうどん屋に、
夜な夜な「うどん、ぬるうしてや」と言う客が来て、
朝になってみると銭箱には葉っぱが一枚混ざっている。

タヌキの仕業だと考えたうどん屋は、
ある夜、ぬるいうどんの代わりに熱々のうどんを出す。
そしたらその客は一口食べて、ギャッと言って
タヌキになって逃げて行った…と言うお話。

みぃちゃんは文庫にあった『やまんばのにしき』も
大好きな本だと言って、借りて行ってくれた。

私も大好き。
松谷みよ子作・瀬川康男絵のロングセラーで、
この絵本のやまんばはちっとも怖くない。

山姥が子どもを産んで、
ふもとの村に祝いの餅を要求して、
おっかなびっくりとどけに行ったあかざばんばが
産養いの間の手伝いをすると…

ばんばは食べられたに違いないと思っていた村人たちの
びっくりする所がおかしいし、何より絵の温かさが好き。
表紙を見ただけで楽しくなってくる。

『やまんばのにしき』は秋田県の民話だけど、
和歌山にも楽しい民話がたくさんあるよ、きょうた君。
本を渡してあげられなくてごめんね。

次の文庫の日は、12月15日です。年内最終日だ!
(芝 直子)

「しっぽしっぽ しっぽっぽ」 2012年11月17日 

今日のまゆーら 2012/11/17

今日の文庫は、大失敗の巻

すごい嵐の中を文庫に行ったものの、
開店休業で藤浪さんとおしゃべり。

この分ではお客も無いわ、と
そそくさと引き揚げた後にみきちゃんらが
来てくれたらしい。

あまりの嵐で、みきちゃんらを車に残して
お母さんだけが文庫をのぞいてくれたとか。

電気も消えてたので休みと思われたのだろう。
ヤバ…! ホントに申し訳ないことをした。

嵐だろうと何だろうと、文庫に座ってることが楽しみで
いつもなら一人で文庫に居続けるのに!

嵐のせいで魔が差した、と深く反省。
皆さんごめんなさい。

帰る前、誰も来ない文庫で、
藤浪さん相手に読み聞かせをした。

木暮秀夫作の『しっぽしっぽ しっぽっぽ』
開くと長ーいひもが出てくる絵本。

ひもはネズミのしっぽになっていて、
もしもぼくのしっぽが長かったら、
あんなこともこんなこともできるのになあ…

だけど!!
しっぽが長かったら、
こんなヤバい事があるかもしれない。

というのが、藤浪さんがひろげているページです。
びよーんと伸びてくるひもが面白くて、
新しく買った仕掛け絵本。

きっとさやちゃんがよろこんでくれるわ。
それともひもをつかんで引っ張るか?

誰かが引っ張って千切れる前に読んでみて。
『こ』の所にあります。

さて次回の文庫は成道会。
お汁粉パーティーです。
時間は2時から。
ぜひおいで下さい。

成道会にお客が無いと、鍋一杯のお汁粉を
藤浪さんと二人で食べなくてはならないぞ。
それは大変。

次の文庫の日は、12月1日です。
(芝 直子)

絆 トルコと日本の120年

今日のまゆーら 2012/10/20

さてさて、今日の本は、日本トルコ文化協会編の
『絆 トルコと日本の120年』というマンガ。

何でもお寺のお兄ちゃんが文庫に下さったという
トルコ関係の数冊の内の一冊だ。
(WEB担当者註:NPOエルトゥールルが世界を救う 
 事務局 冨田博文様より頂きました。)

後の本は、正直言ってイマイチ読みにくかったけれど、
これは子どもたちにもわかりやすいコミック仕立て。

明治時代に串本沖で遭難した
トルコの軍艦エルトゥールル号の話や、
イラン・イラク戦争時のトルコ航空による邦人救出劇を、
男の子がたどっていくストーリー。

読みやすくて内容も面白かったので、
文庫でぜひ読んでください。

今日はみなさん文庫をお休みの日で、お客はなく、
私はのんびりお兄ちゃんの本を見せてもらった。

全部の本に目を通して新発見。
エルトゥールル号って、トルコを出た時から
老朽船?!だったのか。

和歌山の人間なので、エルトゥールル号のことは
知っているつもりだったけれど、ちょっとびっくり…。

ところで、そろそろ成道会ことお汁粉パーティーの季節。
藤浪さんと相談して、12月1日に開くことになりました。

今や30歳のオッサンになった息子が、
「あのお汁粉の団子はおいしかったなあ」と
しみじみ言う、あのお汁粉パーティーです。

あ、いや、お釈迦さまが悟りを開かれた日を
お祝いする会です、はい。

100冊になった人、200冊になった人の
お祝いもあります。

みきちゃんとりこちゃんは、今日は和歌山城でお茶会。
帰りに寄った動物園で、オウムが『おはよー』と
しゃべったという情報が入りました!!

聞きたかったなあ。
きっと他にも何かしゃべるよ。

さて、次回は文化の日に重なるので、
文庫は1回お休み。

だから次の文庫の日は、11月17日です。
  (芝 直子)